先日、行ってまいりました千葉県内の木造住宅現場見学会。歴史的な建築物の見学でしたので、特徴的な部分を番外編と題しまして紹介していきたいと思います。
広々長いアプローチを歩き立派な門をくぐると
正面玄関です。高級旅館のような出で立ち。
これが個人宅であるとは、当時の経済力の高さが伺えます。
こちらの住宅は庭園が非常に有名で、樹齢何百年ものであろう松の木に驚きながらも冬のため残念ながらさびしい雰囲気でした。新緑や紅葉に季節にもう一度訪れたいです。
客間や離れ座敷は、最近まで定期的にお茶会などを行っていたそうです。
イベント時は現在も開放するそうです。
家の裏手にはお堀があり、私有地から小船に乗り川へ。
当時は待たせている船に乗り江戸へと向かったそうです。
室内はふすま、障子で仕切られた何十もの畳部屋が長い廊下でつながれています。
典型的な日本家屋です。
とにかく広いです。迷子になりそうなくらいです。工事中のため、雨戸が閉切りなのが残念。
また、建物内にある唯一の洋間は豪華なつくりとなっていました。
今期工事では洋間の壁紙および襖の張替えもあります。
まだまだ細かいお伝えできていない部分もありますが、以上見学会レポートでした。
ES
コメント
すごい家ですね!
家に神社があるなんて・・・。
初めて見ました。
実務に直接は関係ないかもしれないですけど、
広い意味で、日本独特の建築の奥深さを感じますね!
次回のレポートも期待しています。
n.t